Sustainabilty at

SUSTAINABILITY AT KANEKO FARM

サスティナビリティ

金子ファームでは畜産業を通じて豊かな食を守るため、新たな農業との関わり方を創造し考えております。農業は過去から土地や仕事を受け継ぎ未来へつなぐという使命があります。地域の土地を守り未来へ繋ぐために持続可能な農業を実践してまいります。

① 循環型畜産の取り組み

循環型畜産を目指し、自社の牛糞を使用して堆肥を作りデントコーン(家畜用とうもろこし) の栽培をしております。栽培された安全なデントコーンは牛たちの飼料となります。
2008年より、牛の堆肥を活用し健康な土作りをし、菜の花の栽培も始めました。栽培した菜の花畑からは花が咲くとハチミツを採取し、鑑賞後は菜種を収穫して圧搾法で「なたね油」を搾油しました。牧場ごはんNARABIで使用しております。
5月中旬〜下旬に見頃を迎える菜の花
菜の花からはちみつを採取し、菜種から菜種油を搾油し商品化しております。
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堆肥を敷料として再利用し、その後完熟堆肥として地域の皆様の長芋やごぼうなどの畑の肥料として使っていただいております。
(写真:堆肥リサイクル施設)

② 地域社会への貢献

牧場という自然や動物と触れ合える環境を地域社会に解放し、豊かな社会生活の実現に貢献しています。また、牧場内にある旧盛田牧場南部曲屋育成厩舎(登録有形文化財)の茅葺き屋根の修復、管理維持、一般解放することにより、地域の歴史や伝統の継承に努力しています。
近隣の学生に向けての施設見学にも協力しています。食育の助けになれば幸いです。
地元、青森県上北郡七戸町で活動する、UNDER15とUNDER12の「トリアス七戸サッカークラブ」を応援しています。

③持続可能な就労環境の確立

牧場の仕事は、肉体労働、休みなしなどのイメージがあります。それらをなるべく軽減するために、積極的に設備投資をして生産の効率化に取り組んでいます。給餌や搾乳機器、飼養管理のシステム化など様々な取り組みをしております。

また、有給休暇はもちろん、資格取得のサポートや牛肉の社割販売など金子ファームで働くことを楽しんでもらえるよう、最大限のサポートを行なっております。

また、金子ファームの飼育管理マニュアルに賛同していただける農場との提携を行なっています(預託農場)。後継者不足等で廃業する牧場を少しでも減らせるよう、地域の畜産業全体へ貢献できるよう努力しております。